ひさびさの新曲「birthday」でセルフ一問一答ライナーノーツ
いやー作ったねえ。
作るときは毎回一瞬なんだよね。
# 曲名の由来は?
11月3日の誕生日にループと歌詞だけできたまま放置してた
# これはどんな曲?
鎖国して自分のカルチャーに引きこもりますハイみなさんさようならって曲。
ほら江戸幕府も400年ぐらい鎖国してたんだから僕だって20代のチョットぐらい何も取り入れなくたっていいでしょ
# Bメロのラララーのやつなんなの
Bメロには歌詞があるやろという縛りから自由になりたいと思った結果非言語になった。
# ギターの音良くなったね
そうなんだよRealLPCをポチってしまったよ~~~~~
あとSquierのストラトキャスター買ったんで練習してます。3年後くらいには僕の曲は全部生ギターになっている。
# 音の抜け良くなったね
そうなんだよFOSTEXのPM0.3b買ったんだよ~~~~~
スピーカーがあると「クソな音像が作れなくなる」ね。今までiPhoneのイヤホンだけで全部完パケしてたけどやっぱ限界があったということですね。
ってことでオーディオインタフェースとか音ネタなんかよりまっ先にスピーカー買っときゃ良かったって今めっちゃ反省中。
あと独居始まって勝手に音出せる環境になったから音を確かめられる時間が増えたってのもある。
# 曲微妙じゃない?
今年の目標:クソ悩んで100点を1曲作るより能天気に50点を100曲作る
# 去年何してたの
社畜してました。
# 今年何するの
なんとしても去年の怠惰を返上するためにアルバム2枚出します
MonstercatのネットDJイベントがおもろい話(今更)
DTM Advent Calendar 2016の22日目の記事です
最近見つけたおもろいネットイベントにMonsterCharityがある、三行でいうと
・カナダのバンクーバーを拠点とするネットレーベルMonsterCatが
・Child's Playという慈善団体とのコラボで
・MineCraft上でDJイベントをやってた
ってやつなんですけど、これが音楽を通した社会貢献っていう枠と、MineCraftでのネットイベントっていう面白さがクロスしてすげー良さげだなあ。っていうのを思いました。とりあえずこれを見てくれ。
もしサバプロで学生がrails generate scaffoldを打ったら
この記事はCPS Lab Advent Calendar 2016の20日目の記事です。
(前注)サバプロ→「サーバプログラミング演習」。弊学科3年次に、5人組になってJava+Tomcat+Apache+PostgreSQLを利用して要件定義、クラス設計からMVCフレームワークまでを一気にさらう鬼科目の事。
私たち情報メディア学科ーー他学部でも本研究室に入ることはできますがーーの学生の最終的なスキルセットは、Java、C、Processing、HTML、CSS、JavaScriptというのがふつうです。オブジェクト指向も「Java」、データベースも「「Java」」、サ ー バ 構 築 演 習 も 「 J a v a 」 で 行 っ て い ま す 。(←ゆっくりのスローボイスっぽく)
その一方で、スーパーファミコン(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス)の学生は1年生でJavaScriptを、Javaでオブジェクト指向を、そしてRuby on Railsをたたく科目が存在するようです。明治大学総合数理学部ネットワークデザイン学科はカリキュラムの中でPerlやPython、Raspberry Piをたたく科目が存在しています。(流石にiOSやAndroidプログラミングはチラッと見たけどゼミレベルの科目にしかありませんでした。)僕がウチの学科の後輩に「Web系に行きたいならさっさとインターンをしろ」と言っているのはこのためです。弊学科からWeb系に就職するには、課外時間でかなりの知見を積むことが要求されます。Rubyすら「ゼロ」です。モダンJavaScriptのモの字にも触れていません。この先、SNSや、ソーシャルゲームが流行っていくなかで、SI屋さんよりもWeb系を志す学生は本学でも増えていくのではないでしょうか?
そこで僕がオススメしたいのが、「サバプロ事前アンケート」です。それも、集める項目は「将来どっちかというとSI屋さんになりたいか、それともWeb屋さんになりたいか」この一つだけです。この結果によって、学生を「Ruby on Rails + Unicorn + nginx + git組」と「Java + Apache + Tomcat + タイムスタンプのzipでバージョン管理組」に二分し、授業を開始します。これにより得られる効果は次のとおりです:
・将来Web系に進みたい人がほぼ絶対にやることのないTomcat開発を強いられることを避けることができ、就活のためのRuby on Rails開発の弾を得ることができる。
・お互いの発表を見ながら「こういう開発フレームワークがあるのか」「こういう言語があるのか」という勉強になり発想が広がる。
・MVCや要件定義というクラス設計やプロジェクトマネジメントのコンテキストにおいて齟齬が発生しにくい(と思う)。
現況としては、学習意欲の高い学生のいるチームが、自主的にC#やPHPなどの言語を用いたりして半ば「勝手に」授業をハックしているという状態ですが、教室側からのハックが伴えば、サバプロは今以上に「Webプログラミングの文化祭」のようになり、履修してよかったと思う学生も増えるのではないでしょうか。サーバサイドはAPIだけを吐き、iOSまたはAndroidでネイティブアプリを開発、(できたらフロントエンドでSingle Page Applicationもつくる)のような猛者が現れたら楽しいですね。
以上、授業を通して、プログラミングに対するスキルセットやマインドセットが豊かになるようなハックの必要性を見直す良いきっかけが、サバプロには隠れていると思ってやまない今日この頃でした。
# サバプロはどうしたらさっさと学生にrails scaffold generateを打たせられるか
副手のみんな〜〜
家系ラーメン、ラーメン二郎という「メタラーメン」と「物語消費」
CPS Lab Advent Calendar 2016の17日目の記事どす
大塚英志さんは「定本 物語消費論」の中で、「商品そのものが消費されるのではない。それを通じて背後にある大きな物語(設定や世界観)が消費される」「しかし実際には大きな物語は売ることができないので、その断片である小さな物語を見せかけに消費させる」とし、その例として子供たちがビックリマンチョコレートのシールあつめに(チョコレートという使用価値ではなく)記号的な価値を見出したというふうに示しています。
僕たちは「初めての二郎が神保町二郎だった」というと「大変だったね」とかいうし、「二郎の大を食べたことがある」というと「ワーオ」となります。それはラーメンを何百グラム食べたということよりもただ「二郎」というインタフェースを通したことにその説得力が結実しています。家系ラーメンやラーメン二郎は、ラーメンではなく物語なのです。そして、僕たちはラーメンを消費しているのとともに、「○○店の二郎のニンニクアブラヤサイマシマシを食べた」「武蔵家でゴハンを○回おかわりした」というふうにその背後にある家系や二郎というメタ的な物語消費を行っているのです。似たような飲食店に大盛りナポリタンのパンチョや、ゴーゴーカレー、伝説のすた丼などがありますが、これらも家系や二郎と同じく僕たちは暗黙的に何か商品価値以外の物語的なものを求めているのではないでしょうか。そして従来物語というものは頭にあざやかに残り、なかなか抜け出せないものです。ゆえに大学時代の僕は夢中で東京のラーメン店を駆けずり回って遊んだ、というわけです。
# 物語から非物語へ
非物語的な食事として、外食しかできない状態の学生におすすめしたいのがお弁当と学食ですが、最も奨励するのは大学の至近に家を借りてメシのたびに自炊することです。最近、スーパーで売っている普通のつけ麺を食べるようになってから三田製麺所に行かなくなりました。キャベツと卵を加えても価格はお店で食べる1/3ぐらいにおさえられてスマートです。意図しない外食が増えて野菜が余った時は、思い切って全部ゆでて、ヤサイマシマシとか言いながらラーメンの具にしたりして、ラーメン二郎を思い出しながら食べたりしています。毎食外食するのであれば部屋を借りて自炊生活をするのとあまり月の消費額も変わらないのではないでしょうか?
以上、家系ラーメン、ラーメン二郎というインタフェースは、その食品的、商品的な価値以上に、「完食」の物語を共有するコミュニケーションの場として一〇年代のフードジャンキーたちに受け入れられているのではないか、という仮説をお送りいたしました。
P.S.大学にキッチンを作ってくれ
音楽は麻薬じゃない、アフォーダンスだ
DTM Advent Calendar 2016の15日目の記事です。
この記事はテクノポップdisではありませんのでどうかよろしくおねがいします。
クソ田舎でなにも変わっていかない幼少時代学生時代を生きてきたなかで、音楽はたったひとつのともだちでした。
クラスメイトにいじめられてもアジカンのリライトを聴けば自分のシェルターを構築できたし、初音ミクという趣味の揚げ足を取られても――初音ミクが好きと言うだけでいじられる時代がありましたが――そのまま初音ミクに没頭していれば全くもって幸せでした。一〇年代を迎え、今思えば「運良く」地元の国立大学に落ちることで東京の私立大学に入ることができ、初めて地元と東京を行き来する生活が始まりました。程なくして卒業し就職した僕は更に運良く23区内に住まうことができました。
クソ田舎を生きていた自分にとって、テクノポップは「仮想都市」でした。Perfumeのコンピューターシティを聴きながら近未来の人工少女との恋愛に想いを馳せ、livetuneさんのPanorama Futureでハイテクとネイチャーの融合したような理想テクノポリスの中を僕は駆けずり回って遊びました。僕がこのような、今思えば明らかに「傾いた」世界観を自分の中に構築したのは、他でもなく音楽を自分の想像力のリミッターを破壊するために用いたせいでした。そして現実世界で嫌なことがある度に、僕はイヤホンで世界の音を塞ぎ仮想近未来の部屋へと入っていきました。麻薬や覚せい剤の定義はWikipediaにあるので省きますがそのような使い方だったなと思っています。トーキョーという街に来て、そのことに少しずつ気づいてきたし、ヤバいなと思い始めています。ではどうすればいいか。僕は音楽にどう向き合えばいいのか。コンピューターシティが「麻薬」な世界で、どんな音楽が「未来」なのか。
# 音楽はアフォーダンスだ
最近デザインに興味があってよく調べているのと、朝から晩まで23区にいる生活になじんだことで逆に田舎が恋しくなった節もあり、自然の大切さに気づきました。そしてその自然というのは植物的(ボタニカル)ということだけでなく「手が加わってないこと」「非物語的(=必然的)」のあざやかさに惹かれています。pureだったりnaturalだったりするモノコトを介した人と人とのコミュニケーションこそが最も優しいコミュニケーションなのではと。音楽も一緒で。どういうテクノポップがナチュラルなのか。非物語的なのか。きっとそれは現実から逃避するために頭脳につけるOculus Rift的ヴァーチャルリアリティではなく、リスナーの視界に装着してもらうGoogle Glass的インタフェースであるべきだと思うんですね。
最後にアフォーダンスという言葉について。Oculus Riftが変える世界を「刺激」というふうに形容したところの、Google Glassが変える世界の「意味」であったり「価値」というように考えるわけです。そのメガネをとっかえるように音楽をシャッフルして。色セロファンで通して見たようにちょっとだけ世界が変わって。でも見えるものは変わってはいけない。歪めてはいけない。音楽は、世界をちょっとオイシくするための「手がかり」であるべきだと思うのです。そういう意味で、音楽は、麻薬じゃない、アフォーダンスだという一声で記事をしめたいと思います。
ThinkPad X220 USキーボード上のUbuntu 16.04でMacみたいに左右のAltキーで「英数」「かな」切り替えしたかったけどうまくいかなかった
やりたかったこと
ThinkPadの右Altキーでibuz-mozc有効化、左Altキーでibus-mozc無効化
試したこと
- gnome-tweak-toolでAltキーを使ってそうなの(HUDとかメニュー表示とか)をdisabledにした
- カスタムショートカットキーで上の記事と同じように登録した
どううまくいかなかったか
カスタムショートカットで「Alt L」が登録できない(Alt Rはできた)。登録して閉じて戻ってくるとDisabledになってる。考えられるのはAltキーがHUD出したりメニューバー表示するためのショートカットキー以外ともバッティングしているということ。ibus engine mozc-jpとかibus engine xkb:us::engは通ったので、キーがうまく登録できないというところが難点。ibus engineを打ってて気づいたことなのだけれど、ibus engine mozc-jpをたたいても右上のインプットメソッド表示が[En]から変わってない。でもmozc-jpにちゃんと設定が変わってる。Ubuntu 16.04のText Entryの設定が、インプットメソッドの設定をオーバーライドしてるのか、そもそもインプットメソッド(ibus)がちゃんと呼ばれてないのかよくわからんのだが、なかなかうまくいかないのでいっかい諦める。結局、地のSuper + Spaceで切り替えしている。うーむ。イケてない。次調べるとしたらText Entryでの設定がどうインプットメソッドと関わっているのかと、あとAlt RがマッピングできたのにAlt Lだけできないのなんでだーなとこが気になってるかなぁ。
Ubuntu 16.04でログイン後その画面がグシャっとなって青い画面に遷移して何も進まない
どうやらこれと似た症状っぽい。Unityらへん?が悪い?
↓ここのリンクのコマンド打って解決した。(dpkg configure, apt-get update / upgrade)